H360のシャーシにおいて以外に多い2例の問題を紹介する。
ここに上げた問題は、ユーザー自身の手でも修正が可能なので是非チャレンジしてもらいたい。
周知の問題 | |
参考資料 |
初期型、後期型の関係なくシャーシの生産ロットによっては画像の様に取付穴そのものが小さく、新品のインチねじ#6-32が入らないシャーシを数点確認して
おり、この様なシャーシに無理やり電源を組付けますとねじばかりか、電源本体のネジ山を壊してしまうリスクががあります。
もしこの様なシャーシをお持ちの場合は、以下の方法で修正しておく事をおススメいたします。
1.修正用のヤスリを用意します。 | |
画像は、ホームセンターで目にするSK11のモノですが、ツボサンのMA01002です。
仕様では、3.2mmとなっていますが、目立て部は、画像のように3.46mmと#27のインチ穴修正に最適なサイズとなって おります。 あと、バリ取り用に#400の耐水ペーパーなんかも用意して置くとよいですよ。 |
2.ヤスリを左右にゆっくり回転させながら削っていきます。 |
3.根本まで入れば修正は終了です。 |
4.最後に新しい#6-32ネジで確認し通れば作業は完了です |
ご存じの方も多いかと思いますが、根本的に初期型シャーシにTFX電源を取り付ける事は出来ません。
この画像は初期型シャーシにSeasonic SS-350TGMSを仮合わせした時のもので、このズレのままネジを無理
やり入れてはいけません。最悪、電源のネジ山を完全に壊してしまうリスクがあります。
ココまでのズレがある場合は、単なる穴径の修正では対応できませんので、後期型の様に長丸穴に加工を検討してください。
AOH360シリーズでは、初期型シャーシは全て初期型改へ改修済みでの提供となっております。
初期型シャーシの恒久的な運用を考慮し根本的な改修方法をご案内いたします。
画像は、ホームセンターで目にするSK11のモノ
実は、ツボサンのMA01002です。
仕様では、3.2mmとなっていますが、目立て部
は、画像のように3.46mmと#27のインチ穴修正
に最適なサイズです。
あと、バリ取り用に#400の耐水ペーパーヤスリ
なんかも用意するとよいですよ。
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下の図を見てもらうと解ると思うが、純正電源FSP300-60SVとIntel TFX12V電源では囲み部分の寸法が 0.2mm違う。交差も±0.2mmあるので、一部の初期型シャーシとTFX電源の組合せで取りつかない事例が起きる。